雪崩事故防止講習会

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主 催:日本勤労者山岳連盟 東海ブロック
開催日:2023年1月14日(土)〜15日(日)
受講者:多治見ろうざん2名、みのハイキングクラブ2名
    ふわく1名、クララ1名(愛知県連)
講 師:3名
【講習内容】
 11月13日、愛知県連事務所にて、雪崩に関する机上講習を受講して実技講習に参加した。
 ■14日講習内容
  栂池高原スキー場の鷲の家に7時に到着して、レセプションを受けた。
  講習は、ゴンドラを利用して、栂池自然園近くで実施した。
  雪質観察、弱層テスト、ビーコン操作、ビーコンにて探索、以上講習をみっちり行った。
  宿舎に帰って、食事後に、夜学の受講も有りました。
 ■15日講習内容
  スキー場近くの森で講習。
  シャベルによる掘り出し、負傷者の搬出、最後にコンパニオンレスキューを実施。
  12時に講習会を終了した。
【参加者の感想】
 私は10年以上前に参加し、久し振りの受講でした。受講者が6名と少なかったですが、かえってマンツーマンの講習が出来良かった。最後に練習したコンパニオンレスキューは、基本をしっかり学び、チームワークが大事と良く理解出来ました。
 雪崩捜索開始から埋没者の救出迄を15分が課題、練習出来た事が良かった。三種の神器(ビーコン、シャベル、プロブ)命の道具と理解出来た。
 ビーコンの性能が良くなり、それを使いこなすことで、救出時間が短くなり、人命救助に繋がると感じました。

ゴンドラ終点、出口にビーコンチェッカーが設置されている。
練習場所に向かう。雪は締まっている。
断面観察のため、皆で斜面を掘り出し。
雪の断面を観察、説明を受ける。
ハンドテスト説明1FからP。
雪の層の温度の測定、気温が高いので、断面の温度の変化は測定できず。
シャベルコンプレッションテストの説明。
エクステンド・コラムテストの説明。
シャベルコンプレッションの実技練習。
ビーコンの取扱い、サーチ(SEARCH)とセンド(SEND)をグループチェックの連取をする。
最初は、ビーコンの電磁波に沿って歩く練習をして、特性を覚える。
シグナルサーチ、コースサーチ、ファインサーチ等連取を行った。
プロブを使ってピンポイティング、スパイラルプロービング等教わった。
2日目、駐車場付近で練習。
3人グループで、埋没者の掘起こし。
此れだけの広さを掘るのに5分要した。
埋没者のジャン出、ヒューマンチェーンやログロールの練習。
①  コンパニオンレスキュー、リーダーを決めて役割を決める。
最初は各自が勝手に動いていたが、段々と組織的に動ける様になった。

少人数が幸いし、繰り返し練習ができたので講習会の内容がよく理解できました♪

おしまい!

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