開催日時:2023年7月2日(日)9時〜15時
参加者:あるぱいんKANI 5名、大垣労山8名、岐阜ケルン13名、多治見ろうざん3名、中津川労山1名、みのハイキングクラブ11名 総勢 41名 (救助隊員27名)
岐阜県連救助隊搬出訓練が、梅雨の中、好天に恵まれ開催されました。午前中は救助搬出訓練に必要なロープワークを練習しました。午後は救助要請のもと、捜索・搬出訓練を実地訓練を行いました。参加者は年配の方も多かったですが、元気の良い若い方が多く参加されて、熱気のこもった訓練でした。
捜索・搬出訓練では、私は初めてですが、「ココヘリ」所持者の捜索、「ココヘリ受信機」を使用しての捜索と、今の時代に即した訓練が開催されました。
岐阜県連救助隊 隊長 入野さんが挨拶及び、訓練内容の説明が有りました。
- 気温は30度超えの炎天下、参加者真剣なまなざしです。
- インライン・フィギュアエイトノットの練習の様子。
- そのほか、グローブヒッチ、ムンターヒッチ、エイトノット、ラビットノット
流動分散と、支点の固定の、練習の様子。
- 三分の1、引揚げシステムの様子。
忘れない様、スマホでカメラも真剣です。
受講者が引揚げを体験
- 初めて、3分の1、引揚げシステムを作りました。
多治見ろうざん初心者。
皆が、引揚げシステムに真剣に取り組む。
- メカニックを活用して、引揚げ。より軽く高利率的。
利用したメカニックが皆さん欲しそうでした。
実際に使ってみました。
- ロープ担架を作りました。
3人見よう見まねですが、実際に担いでみました。
ロープ担架で搬出訓練。
- スケッドストレッチャーを使って訓練。
救助者は熱中症で本当に救助者になりそうです。
ストレッチャーで搬出、ロープ担架より、人が少なく済み効率的です。
- 午後から、捜索搬出訓練。
- 山中なので、「ココヘリ受信機」最初は、遭難者の電波は受信できず。
- 緯度、経度が表示されると良いなと感じました。
- 場所はキューピー岩方面と言う事で、登山道を登りました。
- 130m地点で遭難者の電波を受信して、無事救助。此処まで30分掛からなかった。
- さすが、「ココヘリ」
- 急坂をロープ担架で搬出、今日一番の体力を使った。
- 皆真剣に声を掛け合い、搬出。私はこの光景は感動でした。
15時頃、搬出訓練終了、お疲れ様でした。
- 岐阜県連創立50周年記念講演の紹介をさせて貰いました。
- 「ココヘリ」の理解が、今回の訓練で伝わっていれば良いと思いました。
- 遭難者も救助者もやはり、早期発見が第一です。